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老後2000万円で議論すべきは 門多 丈

公的年金に関しての「老後2000万円資産」議論は、年金の支給「不足」にのみ焦点が当たった議論となった。国としての福祉の全体像を議論する中で、個人が自己責任でしっかり蓄財できるためのシステムの整備についての政策を議論するのが本来の趣旨である。

企業不祥事と取締役会改革 門多 丈

株主総会での取締役選任についてのプロキシー・ファイト(委任状争奪)は必ずしも得策ではない。コンセンシュアル方式で会社と有力株主が協議、合意し取締役候補を提案することで、多様で有為な人材を社外取締役を確保することも考えるべきである。

CFOとは 門多 丈

日本ではCFOの役割についての理解が深まっていない。CFOは資金調達を主な職務とする財務担当役員ではなく、その役割と責任は資本コストを念頭に置いて経営(財務)資源を適切にマネージすることと、適切なバランス・シートと自己資本を維持することにある。

日産のガバナンス改革はこれから 門多 丈

日産自動車はガバナンス改善特別委員会の報告書に基づき、取締役会議長は独立社外取締役とする、指名員回答設置会社に移行することなどを株主総会に諮る。ガバナンス改革の点で形は整ってきたが、不祥事を起こした企業風土の改革や統治機構が効果的に機能するかは未だ課題である。

スルガ銀行事件と会計監査人の職業的懐疑心 門多 丈

スルガ銀行不祥事については会計、内部統制監査についての新日本監査法人の責任が余り議論になっていません。三様監査の点からも会計監査人が職業的懐疑心を持って監査を行うことが重要です。

議決権行使助言会社頼みでは…… 門多 丈

武田薬品のシャイアー社買収について賛否を問う臨時株主総会では、議決権助言会社のISSは賛成の意見を出した。このような企業の重大な戦略やビジネスリスクに絡む案件については国内外の機関投資家は自らの基準で主体的な判断をすべきである。

IFRSとのれん代の減損会計 門多 丈

ソフトバンクや武田薬品などの大型M&Aでは巨額なのれんがBSに計上される。IFRSはのれん代の評価についても時価主義を採用しているが、突然巨額の減損が発生する問題が潜在する。

武田薬の臨時株主総会に注目 門多 丈

1118日の日経朝刊15面に記事では武田薬品の創業家の武田国男元会長がシャイアー買収に反対とコメントしています。現在の武田の株主は国内・海外の機関投資家が66%を占めるとのことです。臨時株主総会で買収に対して特別決議(3分の2)で賛成を得られるかを注目しています。


脅威はフィンテックよりもBig Tech 

GAFAなどの日本での存在感も大きくなっていますが、プラットフォーマーとしての展開は既存のビジネスに対して大きな脅威となります。銀行や証券業務などの金融サービス分野での劇的な競争環境の変化を分析してみました。

AIは未だ脳ではない 門多 丈

AIブームの中で「AIは人間の仕事を奪うのでは」との危惧があります。現状ではAIはコンピューターの出現と同じく効率化に役立ち、労働力の「代替物」であるとの観点から活用を考えます。


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一般社団法人実践コーポレートガバナンス研究会

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