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外交の要諦 門多 丈

トランプ政権が米国の安全保障を理由として鉄鋼・アルミニウムの輸入制限措置を発表した際に、世耕経済産業大臣などが「日本は米国の同盟国であるから適用除外を」と発言したが、まことに愚かな対応である。欧州諸国などは「日本だけがよい子になろうとしている」と冷ややかな目で見るであろうし、東南アジア諸国は「やはり日本はアメリカの言いなりの国」と思うであろう。


B.C.1177 古代グローバル文明の崩壊/エリック・H. クライン著:筑摩書房 書籍レビュー

謎の民族と言われる「海の民」によりエーゲ海、近東文明が崩壊し、後期青銅器時代が終焉したとされる。筆者は気候変動、地震、内乱、システム崩壊などが重なって「パーフェクト・ストーム」現象が起こった結果ではないかと推論する。考古経済学とも言うべき魅力的な本である。

非上場企業とコーポレートガバナンス 門多 丈

非上場企業のコーポレートガバナンスの在り方についての議論が深まって来ている。英国政府は昨年8月に出されたコーポレートガバナンス改革案の中で、大手非上場企業についてもコーポレートガバナンス原則(「原則」)を策定すべきとした。

賃金格差とコーポレートガバナンス 門多 丈

英国政府は賃金格差問題に配慮し、賃金格差(経営者と一般従業員の報酬のカイ離率)の開示義務を会社法で定めることとした。メイ首相がBREXITのような社会的動揺の裏には格差問題があると考えたのが背景にある。


ひとはなぜ戦争をするのか--脳力のレッスンV/寺島実郎著:岩波書店 書籍レビュー

著者は知性の中核は歴史認識であるとし、著者はその点から現在の日本の政治・外交の理念のなさと脆弱性を危惧する。日米関係が本音を隠した矮小なものになりつつあるとも分析する。

実録・銀行 トップバンカーが見た興亡の60年史/前田裕之著:ディスカヴァー・トゥエンティワン 書籍レビュー

富士銀行頭取、全銀協会長、ドイツ証券会長、日本政策投資銀行社長を歴任された橋本徹氏の60年にわたる金融マン人生とその間の国内外の金融と金融システムの変遷がこの本のテーマである。
橋本氏には、4月5日(木)に行われる実践コーポレートガバナンス研究会の月例勉強会でに「信仰と金融マン人生 ~企業風土と組織の舵取りについて~」のタイトルでご講演頂くこととなっている。

女性取締役候補の育成を ~道のりは遠いが地道な1歩1歩を~ 安田 正敏

2月28日の日経は近々改訂されるコーポレートガバナンス・コードが取締役会に女性がいない企業は投資家に理由を説明するよう求めることを報じています。これは極めて高いハードルですが、1歩1歩地道に社外の女性取締役候補を探していくことが現実的な解決策です。当研究会では、社外取締役候補になる意思のある女性の方々が集まり勉強会を開いたり議論を交わしたりしながら社外取締役としての知見を身に付けて頂くお手伝いもしていきます。

国際金融センターを構想するには 門多 丈

東京都は「国際金融都市・東京」構想を公表した。日本の年金基金など機関投資家に海外のプロのアセット・マネージャーとしっかり付き合える能力があるかが疑問だ。

戦争調査会 幻の政府文書を読み解く/井上寿一著:講談社現代新書 書籍レビュー

戦争調査会は第2次大戦終戦直後に、極東裁判とは別に日本人自身で「戦争の原因」を追究しようとの試みで開かれた。その中では日本が戦争を回避できる機会があったこと、負けることをうすうす分っていながら戦争に入ったこと、などの興味深い証言が記録されている。

日本人のための第一次世界大戦史 世界はなぜ戦争に突入したのか:板谷敏彦著/毎日新聞出版 書籍レビュー

歴史上初めての世界大戦と言われる第一次世界大戦について、長期で残虐な大量殺戮の戦争になった経緯と日本の歴史的なかかわりについての詳細に興味深い著述である。
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一般社団法人実践コーポレートガバナンス研究会

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