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経営の「不作為」の象徴:エルピーダ破綻 門多 丈

日本経済や産業の停滞はデフレが原因ではない。この間の企業戦略や経営判断の数多くの間違い、環境変化にスピーディーに対応できない企業経営の体質にも原因がある。エルピーダ社の破綻については、経営陣と経産省、スポンサー企業の不作為に責任がある。ソニーなど大手電機メーカーの巨額な赤字については、戦略や収益・コストの構造的な問題を取締役会でこれまでどのような議論をして来たのかの説明義務がある。

「ファンドの春~今こそ問われる運用の質」シンポジウムに出席して 門多 丈

AIJ/年金消失事件では、運用を受託する投資顧問会社の専門性と職業倫理が厳しく問われている。「受託責任」は年金基金、投資顧問会社双方に重要である。

AIJ/年金消失事件の本質(2) 門多 丈

AIJ/年金消失事件でのAIJ投資顧問の詐欺的行為は論外であるが、年金基金の受託者としての責任の面での問題も深刻である。

AIJ投資顧問/年金消失事件の本質 門多 丈

AIJ投資顧問/年金消失事件の本質は年金基金、投資顧問の双方でのガバナンスの欠如である。独立系投資顧問会社やファンド投資全般についてのネガティブな論調は合理的ではない。運用がブラック・ボックス化していたことに問題があったのである。

何故我々は「指名委員会」の重要性を強調するか 門多 丈

実践コーポレートガバナンス研究会の理事会が提言した会社法改正案・中間試案に対するパブリックコメントの中では、指名委員会の重要性を強調した。オリンパス社や大王製紙の不祥事のコーポレートガバナンス上の教訓が、「社長、役員人事がお手盛り、密室で行われたこと」の問題にあると考えるからである。

経営者の保身と新聞ジャーナリズムの責任 門多 丈

最近の経済系新聞の報道は、短視眼的なものが多く、日常に流されている。状況の本質をとらえた深みのある報道を目指すべきである。

危機をなぜ防げなかったのか 門多 丈

危機を予見しながら経営のリーダーシップ欠如や組織の欠陥で、効果的に対応しないことが多くある。東電福島原発事故もその例である。危機回避や対応に組織が効果的に対応するように、監督・監視することもコーポレートガバナンスの役割である。

オリンパス社事件と監査役の責任 門多 丈

オリンパス社事件に関しての「監査役等責任調査委員会」の調査報告書は、監査役の善良管理注意義務違反の有無について幾つかの局面に分け主に取締役の業務執行の監督・監視の責任の面から調査し結論を出している。報告書では監査役の責任については、社内と社外に分けて論じていないことにも注目すべきである。

「歴史における危機」の渦中にて 門多 丈

水野和夫氏著「終わりなき危機―君はグローバリゼーションの真実を見たか」(日本経済新聞出版社刊)は、先進諸国が今日抱える政治・経済の問題を歴史的、構造的に分析している。「歴史における危機」を悪化させている要因にコーポレートガバナンス上の諸問題がある。

コーポレートガバナンスとオリンパス社事件の教訓 門多 丈

オリンパス社第三者委員会報告を受けて設立された三つの委員会は、本来平常時にあるべきコーポレートガバナンスの機能を緊急事態の中で体制化したものと言える。また、 一連の企業不祥事を受けて社外取締役の起用を義務付ける案が出ているが、これに反対する経団連などの論拠は説得力に欠ける。

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一般社団法人実践コーポレートガバナンス研究会

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