ブログ詳細

日本一わかりやすい海外M&A入門:杉山仁著/きんざい刊 書籍レビュー

2017年04月17日
活発化する日本企業の海外M&Aにおけるリスク事例を解説した好著。

73
国内ビジネスの停滞やグローバル化のなかで日本企業の海外M&Aは活発化している。その中で「社長がやりたいM&A」「横並びのM&A」と思われるものもあり、気がかりでもある。長年M&Aアドバイザリー業務や買収先の経営に携わってきた著者は、M&Aは事業戦略とマッチしたものであるべきと主張する。
M&Aについて、計画、精査、交渉、買収後の経営に関し13のステップを挙げ、それぞれのステップで社内の経営企画、事業部門、財務・経理、法務部門が関わり、社外専門家も効果的に巻き込んで推進すべきことを詳述する。著者はこのようなM&Aのプロセス全体に企業経営トップが主体的にコミットすることの重要性も強調する。
東芝、WHのようにM&Aは企業の屋台骨を揺るがすリスクを内包していることもあり、M&Aにシステマティック、ロジカルに取り組むことが企業経営にとって益々重要になっている。
(文責:門多 丈)


>>書籍の詳細 [Amazon.co.jp]

この記事に対するご意見・ご感想をお寄せください。


こちらのURLをコピーして下さい

お問い合わせ先

一般社団法人実践コーポレートガバナンス研究会

ページトップへ