セミナー情報詳細

2019年3月26日(火) 第102回 月例勉強会のご案内

就活ルールの廃止と新卒一括採用の行方
~ 国際比較から探る日本型教育・雇用・ガバナンスの補完性 ~

昨秋、経団連は就活ルールの廃止を宣言。2021年度以降は政府主導による就活ルールの適用が検討されつつも、今後はより各社の自主性を反映した採用方法が定着していくことが予想される。日本型雇用システムの背景には、新卒一括採用、内部育成、内部昇進、そして、終身雇用に伴う外部労働市場の未整備などが挙げられる。新卒一括採用や内部育成がもたらす遅い昇進は、リーダーシップの欠如や幹部候補生の不足などを通じて日本のコーポレートガバナンスにも一定の影響を与えてきた。経団連主導の就活ルールの廃止はそうした日本型雇用システムの特徴を変えるきっかけとなるのだろうか。欧米の大学生は、インターンシップやギャップイヤーを通じて職業訓練を積みながら、それぞれのペースで就職し昇進するとされる。日本の若者のキャリア形成も今後は欧米型に近付くのだろうか。そこで、今回は、欧米の教育訓練制度や雇用システムを研究している山内麻理氏にご講演いただき、ドイツを中心に最近の欧州の職業訓練制度や大学生の就活プロセスをご紹介頂き、国際比較の視点から、日本のホワイトカラーの就職やキャリア形成の特徴とコーポレートガバナンスとの補完性について議論していただく。

講師:山内 麻理(やまうち まり) 氏|国際経営学者/博士(商学)

大学卒業後、主に外資系金融機関に勤務。2005年~2011年はUBS証券(2009年~銀行兼務)ウェルスマネジメント部門商品開発責任者・マネージングディレクター、2000年には、中堅ソフトウェア企業の株式公開に取締役副社長として参画。勤務の傍ら、人事や経営の研究活動に従事。主要著訳書に「ドイツ職業訓練制度の進化と変容:二極化とハイブリッド化の兆し」(2016)、『コーチングアクロスカルチャーズ:国籍・業種・価値観の違いを超えて結果を出すための7つの枠組み』(2015)など。2013年の『雇用システムの多様化と国際的収斂:グローバル化への変容プロセス』は労働関係図書優秀賞、日本労務学会学術賞を受賞。これまで、カリフォルニア大学バークレー校、フランス国立労働経済社会研究所、ドイツ日本研究所で客員研究員、同志社大学、国際教養大学で客員教授、ロンドン大学(SOAS)Japan Economy Network、日本労務学会でプログラム委員などを歴任。その他、日興アセットマネジメント株式会社 社外取締役、ヒューマンネクサスラボ代表、全日本大学開放推進機構理事など。日米欧の多国籍企業に勤務、米、英、仏、伊、ベルギー、メキシコ、ペルー、シンガポールに居住。ロンドンスクールオブエコノミクス(LSE)修士、博士(商学)慶應義塾大学。

開催概要

日時 2019年3月26日(火)11:30~13:30
主催 一般社団法人実践コーポレートガバナンス研究会
会費 一般6,000円/会員3,000円/学生2,000円(税込・昼食付)
当日会場にてお支払いください。領収書をお渡しいたします。
場所 コンベンションルーム AP東京丸の内
東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー3階
TEL:03-5224-5109
(JR・丸ノ内線「東京駅」/
丸の内線・千代田線・半蔵門線「大手町駅」から徒歩約4分)
(都営三田線「大手町駅」D6出口直結)
お申し込み お席の都合上、ご参加を希望される場合は、
2営業日前の17時までに事前登録をお願いいたします。
所属組織・部署・役職・お名前を明記の上、
セミナー事務局seminar@icgj.orgまでお申し込みください。
お申し込み後のキャンセルは2営業日前の17時までにご連絡ください。
恐縮ながら、それ以降のご連絡およびご連絡なしのご欠席は、
キャンセル費として2,000円(昼食代実費)をご請求いたします。

お問い合わせ先

一般社団法人実践コーポレートガバナンス研究会

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