企業のコーポレートガバナンスを担う人材を支援する、多彩なプログラムを実施
コーポレートガバナンスを機能させる最も重要な要素は人材と言えるでしょう。当研究会では、企業のニーズに基づき、さまざまな研修プログラムをご提案いたします。
ご要望に応じたカスタマイズも可能です。特に、役員または役員候補者を対象にしたオーダーメイド研修は、大手企業にも採用され好評をいただいております。
役員/役員候補者研修プログラム
役員に求められる基本的な知識を身に付けることができる
コーポレートガバナンス・コード原則 4-14では、取締役・監査役のトレーニングやその方針について開示を行うよう求めています。
当研究会では同コードにも対応する、取締役や監査役などの役員または役員候補者を対象にしたオーダーメイド研修を実施しています。
いずれも、個別企業様の業務内容や課題、研修の目的および対象などについて、事前に充分なお打ち合わせを行った上でカリキュラムのご提案をさせていただきます。
カリキュラム例 1
- 第1講
- コーポレートガバナンスとは何か
- 第2講
- 取締役の役割と責任
- 第3講
- 法律の知識とコンプライアンス
- 第4講
- 企業を取り巻くリスクとリスクマネジメント
- 第5講
- 不正発生のメカニズムと防止策
- 第6講
- コーポレートファイナンス概論:企業価値、資本コスト、資本効率、資本政策
- 第7講
- 人事政策と人材育成
カリキュラム例 2
- 第1講
- コーポレートガバナンスに資する監査役と内部監査
- 第2講
- 内部統制及びリスクマネジメントにおける監査役の役割
- 第3講
- 法律知識とコンプライアンス
- 第4講
- リスク・アプローチと監査計画
- 第5講
- 会計不正の監査の着眼点
- 第6講
- 事例研究
※期間・実施日等は企業様のご都合に合わせて対応いたします。
※カリキュラム例は実績の一部です。上記以外にも各分野の専門家による研修をご提案可能です。
導入事例
当研究会が大手流通グループの監査役研修プログラムの企画・運営をサポート
日本における大手流通グループのひとつは2014年9月、経営の視点をもった若い世代の監査役を社内で育成するために監査役研修プログラムを作成しました。このプログラムを修了した幹部人材を、海外を含め260社以上ある子会社の監査役に順次配置するものです。
同社では、これらの子会社監査役経験者を再び取締役や社長など執行側に戻すなど、同アカデミーを経営人材のキャリアパスの一環として位置づける野心的な試みです。当研究会は、このプログラムの企画・作成を支援したほか、現在も、当研究会から講師を派遣し運営もサポートしています。
より進化したプログラムのため、専門性を有する外部機関との協働も開始
株式会社コーチ・エィ/エグゼクティブ・コーチングプログラム
エグゼクティブ・コーチングファームとして実績のあるコーチ・エィと連携し、取締役・監査役のほか、次世代リーダー向けのエグゼクティブ・コーチングとガバナンス研修を同時に行うことが可能です。
IDMグローバル・ボード・センターとの連携
スイス・ローザンヌにある世界トップクラスのランキングを誇るビジネススクール「IMD」と連携し、取締役などボードメンバーの教育機関として知られる同校の「グローバル・ボード・センター」での研修プログラム参加を支援しています。