セミナー

2025年 月例勉強会

2025/02/03

今後の勉強会スケジュール

丸の内会場での対面セミナーに加え、オンラインでのライブ配信・後日の録画配信も実施しております。

【第160回】2025年3月27日(木)15:00~16:30
■ 題目:コーポレートガバナンスとITガバナンスの同期
■ 講師:石島 隆 氏(法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科 教授)

【第161回】2025年4月16日(木)16:00~17:30
■ 題目:コーポレートガバナンス新時代の経営人材育成
■ 講師:齋藤 卓爾 氏(慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授)

>> 過去の勉強会活動実績の一覧は、下記リンクよりご覧いただけます。

2025/01/08

【第159回月例勉強会】コーポレートガバナンス・コード10年の振り返りと今後の展望

■講師:油布 志行 氏(金融庁 企画市場局長)

■講演内容:

2015年、我が国におけるコーポレートガバナンス・コードの導入は、日本経済停滞の打開を狙ったものでしたが、取締役会や内部統制の役割、成長戦略、事業ポートフォリオ見直し、企業価値・資本コストや人的資本重視など、日本企業の経営改革への多大なインパクトを与えるものとなりました。
当時、コーポレートガバナンス・コードの導入を金融庁の企業開示課長としてリードされた油布志行氏は、10年目となる2024年夏の金融庁人事で企画市場局長に就任され、再び日本のコーポレートガバナンス改革に深く関わられることとなりました。今回のセミナーでは、コード導入時の油布様の想いや工夫されたこと、2回にわたる改定についてのレビュー、また2024年に発表になったアクションプランの概要について、座談会方式でお話しいただくこととなりました。セミナーの後半はご出席の皆様との討論の場を設けます。アクションプランで示された取り組み課題と、その先にある社外取締役多数のボード、「監督」と「執行」の双方の強化、内部監査の機能充実などの課題について、実践されるお立場にある皆様からご意見をいただきながら議論を深めました。

■ 講師略歴:
1989 年大蔵省入省。1999年から2001年まで金融監督庁・金融庁に勤務。2004年から4年間にわたりOECD(経済協力開発機構)で国際公務員として勤務し、アジア諸国の企業統治プロジェクト等を担当。2012年からは金融庁総合政策室長として NISA の導入を担当。2013年から 2015年まで同庁企業開示課長を務め、「日本版スチュワードシップ・コード」「コーポレートガバンナンス・コード」の策定を担当。2015年からは総合政策担当参事官としてつみたて NISA の導入に携わる。2018 年監督局審議官 (地方銀行担当)、2019 年企画市場局審議官(開示・企業統治担当)、2020 年同(市場担当)、 2021 年証券取引等監視委員会事務局長、2023 年総合政策局長。2024 7 月より現職。 東京大学法学部卒業、コロンビア大学(国際関係論修士)

お問い合わせ先

一般社団法人実践コーポレートガバナンス研究会

ページトップへ