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2014/04/15

【第5回会員限定勉強会】自民党・日本経済再生本部における「コーポレートガバナンスの今日的課題」と題する講演の報告

■講師:
門多 丈(実践コーポレートガバナンス研究会 代表理事)
安田 正敏(同 専務理事)

■講演内容:
自民党・日本経済再生本部では、昨年5月に公表した中間提言の中で、コーポレートガバナンスを重要視し「独立取締役導入の義務化」「取締役の教育研修」「株式持ち合い解消」について取り上げており、さらに「コーポレートガバナンス・コード」導入に向けての検討が進んでいる。この一環として、当研究会が3月18日に党本部にて行った講演について報告した。

2013/11/13

【第4回会員限定勉強会】新COSOレポートの概要と新COSOレポートの概要と監査役業務への影響 ~内部統制と監査役業務はどう変わるか

■講師:
箱田 順哉氏(箱田順哉公認会計士事務所代表・公認会計士/慶應義塾大学大学院 特別招聘教授、日本内部統制研究学会理事)
頼廣圭祐氏(あらた監査法人 金融調査室主任研究員)

■講演内容:
財務報告に係る内部統制(J-SOX)の枠組みの手本となったCOSOの枠組みが21年ぶりに見直され2013年5月に公表された。主要な変更点は、内部統制の目的の一つ、「財務報告の信頼性」を非財務報告を含む「報告」として範囲を拡大したこと、および「有効な内部統制の17の原則」を設定し原則主義の考え方を取り入れたことである。
参加者との議論の中で、J-SOX対応の内部統制に対する影響はそれほど大きくないこと、ただし会社法の内部統制システムに対応するには有効なツールとなること、また監査役監査のための有力な武器になること等が確認された。

2012/11/29

【第3回会員限定勉強会】実体験から語る監査役の役割と機能について

■講師:
第一部:黒柳達弥氏(株式会社トプコン 社外監査役)
第二部:三神明氏(燦ホールディングス株式会社 常勤監査役/明治大学大学院兼坦講師、公認内部監査人、公認金融監査人)

■コメンテーター:
今井光氏(オリンパス株式会社 社外取締役)

■講演内容:
第一部「実体験から見た社外・独立監査役の意味について」
  • 東証1部上場企業社外監査役に就任したご経験を元に、監査役の職務を遂行する上での心構えや時間の使い方など具体的なお話を伺いながら、改めて「社外・独立監査役とは何か」を考える機会となりました。
第二部「監査役のアイデンティティの再検証~監査役実務の実態と会社法改正要綱案作成過程の議論を踏まえて」
  • 法務省法制審議会会社法制部会が決定した「会社法見直しに関する要綱案」の作成過程においては、わが国独自の制度である監査役制度のアイデンティティについて本質論に遡って様々な議論がなされました。今回の勉強会では、監査役実務の実態を踏まえて、これからの監査役制度のあるべき姿について議論を行いました。

2010/11/15

【第2回会員限定勉強会】資本市場から見たコーポレートガバナンス

■講師:
高山与志子氏(ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社 マネジング・ディレクター・ 取締役/ICGN日本代表理事)

■講演内容:
企業にとって、健全なコーポレートガバナンス体制の構築は、ますます重要な課題となっています。しかしながら、資本市場の主要なプレーヤーである機関投資家と企業の間では、ガバナンスに対する考え方がかなり異なっています。

投資家が考えるガバナンスとはどのようなものか、投資家と企業の間に存在する認識ギャップを埋めるために、企業はどのように対応したらよいのかについて、ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社のマネージングディレクターとして、長年企業のIRコンサルティングに携わってきた高山与志子氏に、具体的な例をあげながらご講演いただきました。また、コーポレートガバナンスの国際組織であるInternational Corporate Governance Network(ICGN)の理事としての活動を通じて見た欧米以外の国や新興国のコーポレートガバナンスの現状に対し、日本の対応が如何に不十分であるかをご説明いただきました。

2010/02/26

【第1回会員限定勉強会】IFRS、そのコーポレートガバナンスに与えるインパクト

■講師:
永峰潤氏(公認会計士・税理士/永峰・三島会計事務所 代表パートナー)

■講演内容:
全く新しい概念の国際財務報告基準として、昨年来メディアを騒がせている『IFRS』。そのインパクトは、会計ビッグバンと呼ばれる10年前の会計改革とは比較にならないものだと言われています。早ければ2015年度にも上場企業への強制適用が見込まれています。

本勉強会では、コーポレートガバナンス視点での議論を深めることを目的に、IFRSの登場がコーポレートガバナンスに与えるインパクトについて講演していただきました。
IFRS登場の背景となったグローバリゼーションとアメリカ型金融資本主義を会計の歴史から説き起こし、「従来の会計は過去指向型、IFRSは未来指向型」と定義付ける永峰会計士のご講演は、個々の会計基準を追った一般のIFRSセミナーとは一線を画す非常にユニークなものとなりました。
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一般社団法人実践コーポレートガバナンス研究会

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